交通事故発生から
解決までの流れ
事故発生
どんなに小さな事故でも警察に通報し、現場で事故状況の確認をしてもらいましょう。
この確認がないと、後でもめる原因になります。
また、警察だけではなく、保険会社にも連絡をしておきましょう。
治療
痛みなどの症状がある場合は病院に行き、医師の診察を受けましょう。
事故直後に自覚症状がなくても、後になって症状が現れる場合もあるので注意が必要です。
弁護士への相談
通院中に一度は弁護士に相談することをお勧めします。
今後の流れの説明や、通院をする際のアドバイスを受けることができます。
治癒または症状固定
治療が終了し「治癒」した場合は、⑥の示談交渉へと進みます。
症状が残ってしまい「症状固定」となった場合は、⑤の後遺障害等級認定手続きを行います。
後遺障害等級認定
医師に「後遺障害診断書」の作成を依頼し、保険会社に後遺障害等級の認定手続きをしてもらいます。
認定される等級により、損害賠償額が大きく違ってきます。
認定結果が適正か、一度、弁護士に相談することをお勧めします。
不適正な認定に対しては、異議申立てができます。
示談交渉、訴訟
損害賠償基準は、1つではなく複数の基準があるので、示談する前に、この基準、内容で示談してよいか弁護士に相談することをお勧めします。
示談が成立しない場合は、訴訟を提起し、判決または和解での解決をめざします。